- プログラミング教室、オンラインと対面、結局どっちがいいの?
- 送迎のことを考えるとオンラインが楽そうだけど、ちゃんと学べるの?
- 対面の方がしっかり教えてもらえそうだけど、費用や手間が気になる!
そんなふうに、小学生のプログラミング教室の「オンライン」と「対面」の選択で、頭を悩ませていませんか?
小学校でもプログラミング教育が始まり、「何かやらせた方がいいのかな」とは思うものの、いざ教室を探し始めると、たくさんの選択肢があって迷ってしまいますよね。
特に、
- オンラインって、自宅で本当に集中できるの?
- 対面じゃないと、先生に質問しづらいんじゃないかしら?
- 月謝や教材費、結局どっちがお得なの?
- うちの子の性格には、どっちのスタイルが合っているんだろう…
など、気になるポイントは尽きません。
インターネットで情報を集めても、メリット・デメリットが色々書かれていて、ますます「どっちを選べば後悔しないの?」とわからなくなってしまうことも。
だからこそ、私が実際に自分の子どもをプログラミング教室に通わせるにあたり、オンラインも対面も、合わせて10教室以上を体験して感じたことから、「オンラインと対面、結局どっちがいいの?」という疑問に、本音でお答えしたいと思います。

私は、大学でプログラミングを学び、大手自動車メーカーでSEとして勤務、現在は大学でSEとして働いています。また、実際に小学生の子どもがプログラミング教室に通っています。
この記事では、ただ「オンラインが良い」「対面が良い」と一方的に結論付けるのではなく、
- オンライン教室の、本当のメリットと気になる点
- 対面教室の、見逃せない利点と考慮すべき点
- 実際に体験して分かった、それぞれの教室の雰囲気や特徴
- どんなタイプの子ども・どんな状況の家庭に、どちらが向いているのか
- 後悔しない教室選びのために、無料体験で絶対にチェックすべきこと
この5つのポイントから、私が実際に経験して「これは知っておいてほしい!」と心から思った情報だけを、具体的な体験談を交えながら詳しくお話しします。



ぜひ、この記事を読んで、うちの子はオンラインと対面、どちらのプログラミング教室が合っているのかと、判断材料になればうれしいです。


なぜ迷うの?オンラインと対面、それぞれの特徴と選び方の基本


「小学生にプログラミング、習わせてみたいけど…オンラインと対面、どっちがいいの?」そんなふうに悩んでいませんか?小学校でもプログラミング教育が始まり、「これからの時代、やっぱり必要なのかな」と感じる方は多いですよね。
ここでは、オンラインと対面、それぞれの基本的な違いや、教室選びで本当に大切にしたいポイントを、わかりやすく整理していきますね。
オンラインと対面、何がどう違うの?基本をチェック
まず、オンラインと対面、具体的にどんな点が違うのか、比べてみましょう。
比較ポイント | オンライン教室 | 対面教室 |
---|---|---|
学習する場所 | 自宅など、インターネットがあればどこでもOK! | 決まった教室に通うスタイル |
時間 | 録画授業なら24時間いつでも。ライブ授業も、時間の融通が利きやすいことが多い。 | 授業の曜日・時間が決まっている。 |
費用 | 一般的に対面より費用を抑えやすい傾向。教室の維持費などがかからないため。 | 教室の維持費や先生の人件費などで、オンラインより高くなる傾向。 |
先生との関わり | 画面越しでのやり取り。チャットやマイクで質問。 | 先生がすぐそばに。直接質問したり、細かく見てもらえたり。 |
他の生徒との関わり | 教室による。グループワークがあることもあれば、個別学習が中心のことも。 | 同じ教室の仲間と顔を合わせる機会が多い。一緒に学んだり、刺激を受けあったり。 |
送迎 | 不要。これは大きなメリットですよね。 | 必要。特に遠い教室だと、保護者の方の負担になることも。 |
必要なもの | パソコンやタブレット、安定したインターネット回線が必須。カメラやマイクも。 | 基本的に教室で用意されていることが多いが、持ち物が必要な場合も。 |
授業の進め方 | 個別のペースで進めやすい。得意なところはどんどん先に、苦手なところはゆっくりと。 | クラス全体のペースに合わせて進むことが多い。個別フォローがある教室も。 |
ざっくりとですが、こんな違いがあります。



どちらが良い・悪いではなく、それぞれのスタイルに良さがあるということを、まず知っておいてくださいね。
学校でもプログラミングが始まったけど…教室選びで本当に大切なことって?
「小学校でもプログラミングの授業が始まったし、それで十分じゃないの?」そう思う方もいらっしゃるかもしれません。確かに、学校の授業でもプログラミング的思考、つまり論理的に考える力を養うことを大切にしています。
でも、プログラミング教室で目指すのは、もう少し先のゴール。学校の授業が「プログラミングってこういうものだよ」という入口だとしたら、教室では「自分で考えて、形にする力」をもっと深く、もっと実践的に育てていくイメージです。
たとえば、オリジナルのゲームを作ったり、便利なアプリを開発したり。そんな「創り出す楽しさ」を体験しながら、問題解決能力や創造力、そして諦めずに最後までやり遂げる力をつけること。これがプログラミング教室で得られる大きな価値だと、私は考えています。



教室を選ぶときは、「ただプログラミングができるようになる」だけじゃなく、「どんな力が身につくのか」「どんな経験ができるのか」という点が大切。
具体的なプログラミング教室のポイントや、教室選びで失敗したくない人は、こちらの記事をぜひチェックしてください。


「子どもに合うか」だけじゃない!教室選びで見ておきたい3つのポイント
子どもの性格や好きなことに合わせて教室を選ぶのは、もちろん大前提。でも、それ以外にも、保護者としてしっかり見ておきたいポイントがいくつかあります。
私が10以上の教室を体験して「これは重要!」と感じた3つのポイントをお伝えしますね。
この3つのポイントを頭の片隅に置きながら、オンラインと対面、それぞれの教室をじっくり見ていくと、きっと「これだ!」という教室が見つかるはずですよ。
何を学べて、何を目指せるの?
その教室でどんなプログラミング言語やツールを学ぶのか、どんな作品を作れるようになるのか。そして、それが将来どんな力に繋がっていくのか。
漠然と「プログラミングを習う」のではなく、具体的な目標が見える教室だと、子どもも保護者の方も、モチベーションを保ちやすいです。
困ったときのサポート体制
プログラミング学習では、必ず「わからない」「うまくいかない」という壁にぶつかります。そんなとき、先生がどんなふうにヒントをくれるのか、質問しやすい雰囲気か。
また、保護者からの相談や連絡がしやすいかどうかも、安心して通わせるためには大切なポイントですね。
無理なく、楽しく続けられる?
費用はもちろんですが、スケジュール的に無理がないか、振替はしやすいかなどもチェックしておきたいところ。そして何より、子ども自身が「楽しい!もっとやりたい!」と感じられるような工夫があるかどうか。
これが一番長続きする秘訣かもしれません。
【オンライン教室】良いところ・気になるところを本音で解説!


さて、ここからはオンライン教室について、もっと詳しく見ていきましょう。
「自宅で学べるって良さそうだけど、実際どうなんだろう?」そんな疑問に、私が実際に体験して感じた良いところ、そして「ここはちょっと気になるな」という点を、正直にお伝えしますね。
メリット①:やっぱり便利!時間と場所を選ばない自由さ
オンライン教室の最大の強みは、やっぱりこの「自由さ」ですよね。



でも、送迎がないというだけじゃない、もっと深い便利さがあると私は考えます。
習い事の予定も立てやすい!自宅学習との両立もスムーズに
オンラインなら、教室への移動時間が必要ありません。
その分、他の習い事や塾との掛け持ちもしやすいですし、夕食の準備をしながら、リビングで学習する子どもの様子をそっと見守る、なんてことも可能になります。
学習時間も、ライブ授業以外に録画されたものを選べる教室なら、子どもの集中力が高い時間帯や、保護者の方が見てあげられるタイミングを選んで取り組めますし。
近くに教室がなくても大丈夫!どこでも受けられるのが嬉しい
「プログラミング教室に通わせたいけど、近所に良いところがない…」そんな悩みを持つ方もいらっしゃるかもしれません。でも、オンラインなら、住んでいる場所は関係ありません。
全国各地、場合によっては海外にいる優れた先生の授業だって、自宅で受けることができるんです。
これは、特に地方にお住まいの方や、特定の分野に特化した質の高い授業を受けさせたいと考えている方にとっては、本当に嬉しいポイントですよね。



選択肢がぐっと広がる、それがオンラインの良さです。
メリット②:今の世代に適した学習法!楽しく学べる工夫がいっぱい
今の小学生たちは、生まれたときからスマートフォンやタブレットが身近にあるデジタルネイティブ世代。オンライン学習は、そんな彼らにとって、とても自然で受け入れやすい学び方なのかもしれません。
新しい教材でワクワク!その子に合ったペースで進められる安心感
オンラインの教材は、動画を使ったり、キャラクターが出てきたり、ゲーム感覚で進められたりと、子どもたちが飽きないような工夫がたくさん凝らされています。新しい技術もどんどん取り入れられるので、常に新鮮な気持ちで学べるのも良いところ。
そして何より、一人ひとりのペースに合わせて学習を進められるのが大きな強み。
得意な子はどんどん先に進んで難しい課題にチャレンジできますし、じっくり考えたい子は納得いくまで自分のペースで取り組めます。



周りを気にせず、自分の「わかった!」を大切にできるのは、オンラインならではですね。
マイクラやスクラッチ以外も!オンラインならではの豊富なコース
プログラミング教室というと、マインクラフトやスクラッチを使ったコースを思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろん、それらは子どもたちに大人気の教材ですし、素晴らしい学びが得られます。
でも、オンライン教室に目を向けると、それ以外にも本当にたくさんのコースがあるんです。
たとえば、本格的なゲーム開発、ロボットを画面上で動かすシミュレーション、オリジナルのスマホアプリ作り、ウェブサイトのデザイン入門など…。
対面式の教室ではなかなか扱えないような、専門的で多様な分野に触れるチャンスが広がっているのも、オンラインの大きな利点です。
メリット③:費用は抑えめ?保護者も安心できるポイント
習い事となると、やっぱり気になるのが費用面。そして、ちゃんと学習が進んでいるのか、親としてどう関わればいいのか、という点も気になりますよね。
月謝だけじゃない!かかる費用をしっかりチェックしよう
一般的に、オンライン教室は対面式の教室に比べて、月謝が抑えられている傾向があります。教室の家賃や光熱費などがかからない分、その恩恵を受けられるわけですね。
ただ、月謝以外にも目を向ける必要があります。
入会金はかかるのか、教材費は別途必要なのか、そしてご自身のパソコンやタブレットのスペックは十分か、安定したインターネット回線はあるかなど、始める前に確認しておくべき費用や準備もあります。



トータルでどれくらいかかるのか、事前にしっかり把握しておきましょう。
頑張りが見えるから応援しやすい!保護者のサポートも意外と容易?
オンライン教室の多くは、学習の進み具合や作った作品を、保護者の方もオンライン上で確認できるようなシステムになっています。
「今、こんなことを学んでいるんだな」「こんなものが作れるようになったんだ!」と、子どもの頑張りが具体的に見えると、褒めてあげたり、励ましたりするポイントも見つけやすいですよね。
また、自宅で学習しているので、どんなふうに取り組んでいるのか、何につまずいているのかを、保護者の方が把握しやすいという面も。



もちろん、ある程度の関わりや声かけは必要ですが、「一緒に学んでいる感」を共有しやすいのは、オンラインならではかもしれません。
気になる点①:自宅だと集中できる?保護者のサポートはどこまで必要?
メリットがたくさんあるオンライン学習ですが、やっぱり気になるのは「自宅で本当に集中できるの?」という点。そして、親はどこまでサポートすればいいのか、という不安もありますよね。
ゲームやテレビの誘惑…どうやって集中する?教室側のサポートも紹介
そうなんです、自宅には誘惑がいっぱい(笑)。ゲーム、テレビ、漫画…。そんな中で学習に集中するのは、大人だって難しいですよね。
だからこそ、保護者の方のちょっとした工夫と、教室側のサポートが大切になってきます。たとえば、学習する時間と場所を決めて、そこでは他のものは目に入らないようにする、とか。短時間で区切って休憩を挟むのも効果的です。
オンライン教室側も、そのあたりはよく分かっています。授業時間を工夫したり、飽きさせないようにテンポの良い進行を心がけたり、クイズやミニゲームを挟んだり。
また、先生が定期的に「〇〇さん、どうかな?」と声をかけて、集中が途切れないように気を配ってくれる教室も多いですよ。
やる気が続くかな?一人で寂しくない?オンラインの工夫とは
一人でパソコンに向かって黙々と作業する…そんなイメージだと、「うちの子、飽きちゃわないかな?」「寂しくなっちゃうんじゃ…」と心配になりますよね。
確かに、モチベーションの維持は、オンライン学習の一つの課題かもしれません。でも、最近のオンライン教室は、その点もしっかり考えてくれています。
たとえば、アバターを使って仮想の教室で他の生徒と一緒に学んでいるような感覚になれたり、グループで一つの課題に取り組んだり、作った作品をお互いに発表し合ったりする機会を設けているところも。
また、課題をクリアするとバッジがもらえたり、ポイントが貯まったりするような、ゲーム感覚で達成感を味わえる工夫を取り入れている教室もあります。



こういった「やる気を引き出す仕掛け」があるかどうかは、教室選びの際にチェックしておきたいポイントですね。
気になる点②:先生に質問しやすい?他の生徒とは話せるの?
オンラインだと、先生に質問したくてもタイミングが難しかったり、他の生徒さんとお話しする機会がなかったりするんじゃないか…そんな不安もありますよね。
先生とのやり取りはスムーズ?質問したらすぐ教えてくれる?
「わからない!」と思ったときに、すぐに先生に聞けるかどうかは、学習を進める上でとても重要です。オンライン教室では、マイクを使って直接質問したり、チャットで質問を送ったり、画面に表示される「挙手ボタン」で知らせたりと、色々な方法があります。
私が10以上の教室を体験して感じたのは、質問のしやすさや、先生からの返答の速さは、教室によってかなり差があるということ。
少人数制で先生の目が行き届きやすい教室もあれば、大人数の授業でなかなか質問できない…なんてことも。



無料体験などで、先生がどんなふうに答えてくれるのか、質問しやすい雰囲気かどうかも見ておきましょう。
他の生徒と交流できる?みんなでワイワイ学べる工夫はあるの?
プログラミングって、一人で黙々と作るのも楽しいですが、やっぱり誰かと一緒に「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤したり、作ったものを見せ合ったりするのも、大きな学びになりますよね。
オンラインだと、そういった生徒同士の交流が少ないのでは?と思われがちですが、最近は工夫している教室も増えてきました。
たとえば、グループに分かれて共同で作品を作る「グループワーク」を取り入れたり、オンライン上で作品発表会を開いて、お互いの作品にコメントし合ったり。
ただ、全てのオンライン教室で積極的に生徒間交流が行われているわけではないので、このあたりも体験授業で確認しておきましょう。
【対面教室】良いところ・気になるところを本音で解説!


続いては、昔ながらの「教室に通う」対面式のプログラミング教室について。オンラインの手軽さも良いけれど、やっぱり先生に直接教えてもらう安心感は捨てがたい…そう考える方も多いのではないでしょうか。
実際に体験して分かった、対面教室ならではの良いところ、そして「ここは考えておきたいな」という点を、具体的にお伝えしていきますね。
メリット①:やっぱり安心!先生が隣でしっかりサポート
対面教室の一番の強みは、なんといっても先生がすぐそばにいてくれる安心感。そして、画面越しでは得られない、リアルな体験ができることですよね。
「わからない」をすぐ聞ける!一人ひとりに合わせた丁寧な指導
プログラミングって、ちょっとしたことでつまずきやすいもの。
「あれ?動かない…」「どうしてこうなるの?」そんな時、対面ならすぐに先生に「ここがわかりません!」と聞くことができます。 先生も、子どもの表情や手つき、パソコンの画面を直接見ながら、「ここをこうしてみようか」と、その子に合った的確なアドバイスをしてくれます。
オンラインでも質問はできますが、やはりこの「その場で解決できるスピード感」と「きめ細やかな個別対応」は、対面ならではの大きな利点。



特に、プログラミングが初めての子どもや、じっくり教えてもらいたいタイプの子どもにとっては、心強いですよね。
ロボットや機械を実際に触れる!体験しながら学べる楽しさ
プログラミング教室の中には、ロボットを組み立てて動かしたり、電子工作をしたりするコースもあります。こういった「手で触って、試行錯誤する」学びは、対面教室の得意分野。
画面の中だけでなく、実際に目の前で自分の作ったものが動くのを見るのは、子どもにとって本当にワクワクする体験です。センサーの仕組みを理解したり、モーターの動きを調整したり…。
五感を使って学ぶことで、プログラミングの原理がより深く、そして楽しく理解できるはず。



これは、オンラインではなかなか味わえない、リアルな体験の価値ですね。
メリット②:仲間と一緒だから楽しい!やる気もアップ
一人で学ぶのも良いけれど、誰かと一緒に学ぶことで得られるものもたくさんあります。対面教室なら、同じ目標を持つ仲間たちと、自然と関わる機会が増えますよね。
みんなで協力したり発表したり!人前で話す練習にも
教室によっては、グループで一つの作品を作り上げたり、ペアになって課題に取り組んだりすることもあります。そんな時、どうすればうまく協力できるか、自分の考えをどう伝えればいいか、自然とコミュニケーション能力が磨かれます。
自分が作った作品をみんなの前で発表する機会があれば、それはもう絶好のプレゼンテーションの練習。人前で話す度胸や、分かりやすく説明する力も身につきます。



これは、将来どんな道に進むにしても、きっと役立つ力になりますよ。
周りの生徒から刺激をもらって「頑張ろう!」って思える雰囲気
教室に行けば、自分と同じようにプログラミングを頑張っている仲間たちがいます。
「あの子、あんなすごいもの作ってる!」「僕も負けないぞ!」そんなふうに、お互いの作品を見たり、進み具合を共有したりすることで、良い刺激を受け合えるのは、対面教室ならでは。
メリット③:勉強スイッチオン!集中できる学習の場が魅力
「自宅だと、どうしても他のことに気が散ってしまって…」そんな心配があるなら、対面教室の「学習専用の場」という点が大きな助けになるかもしれません。
専用の部屋や道具で集中!自宅とは気分も変わる
プログラミング教室は、当然ですがプログラミングを学ぶための場所。パソコンやタブレット、必要な教材や道具も、学習しやすいように整えられています。
「ここに来たらプログラミングを頑張るんだ!」と、自然と気持ちが切り替わるのは、大きな利点。
自宅だと、ついテレビをつけたくなったり、おやつに手が伸びたり…なんてこともありますが、教室なら周りもみんな集中しているので、自分も「やらなきゃ!」という気持ちになりやすいですよね。
決まった時間に通うから、生活リズムも整いやすい
毎週決まった曜日の、決まった時間に教室へ通う。この「習慣」が、学習を続ける上での大きな力になります。「この時間はプログラミングの時間」と生活の中に組み込まれることで、自然と学習リズムが整いやすくなります。



他の習い事と同じように、「今日はプログラミング教室の日だ!」と、子ども自身も意識しやすくなるのではないでしょうか。
気になる点①:送迎が大変?通える教室は限られる?
メリットがたくさんある対面教室ですが、やはり保護者の方にとって気になるのは、通うことへの負担や、そもそも通える教室があるのか、という点ですよね。
送り迎えの時間や費用、仕事との両立は大丈夫?
対面教室に通うとなると、どうしても保護者の方の送迎が必要になることが多いです。特に教室が遠かったり、交通の便が悪かったりすると、その時間や手間はかなりのもの。
お仕事をされている保護者の方にとっては、平日の夕方や週末の送迎時間を確保するのが難しい、という場合もあるかもしれません。この「送迎問題」は、対面教室を選ぶ上で、避けては通れない課題の一つです。
近くに良い教室がないかも?内容が合わないことも…
「さあ、プログラミング教室を探そう!」と思っても、住んでいる地域によっては、通える範囲に教室自体が少ない、ということも残念ながらあります。
選択肢が限られてしまうと、「本当はこんなことを学ばせたいのに…」という希望と、実際に通える教室のカリキュラムが合わない、なんてことも起こり得ます。
オンラインなら全国どこでも選べるのに対し、対面の場合はどうしても物理的な制約が出てきてしまう問題はありますね。
気になる点②:費用は高め?お休みしたらどうなるの?
一般的に、オンライン教室よりも費用がかかることが多い対面教室。そして、急な用事や体調不良でお休みした場合のことも気になりますよね。
月謝が高いのは場所代もあるから?急な予定変更は難しい?
対面教室の月謝には、先生の人件費だけでなく、教室の家賃や光熱費、教材の維持費なども含まれていることがほとんど。
そのため、どうしてもオンライン教室よりは高くなる傾向があります。
また、授業の曜日や時間が決まっているので、急な予定変更が難しい場合も。
振替授業の制度がある教室も多いですが、その条件(回数制限がある、別の曜日のクラスに参加するなど)は教室によって様々なので、入会前によく確認しておくことが大切です。
みんな同じペースで進むの?その子のペースに合うかな
多くの対面教室では、学年やレベルごとにクラスが分かれていて、そのクラスの進捗に合わせて授業が進んでいきます。なので、オンラインのように完全に自分のペースで進める、というのは難しいかもしれません。



もちろん、先生は一人ひとりの理解度を見ながら進めてくれますし、個別に対応してくれる時間もあるでしょう。
結局どちらが良いの?タイプ別おすすめ&最終チェックリスト


ここまで、オンラインと対面、それぞれの良いところや気になる点を見てきました。そこで、ここからは「じゃあ、具体的にどんなタイプの子に、どんな状況の時に、どっちがおすすめなの?」という疑問に、もっと踏み込んでお答えしていきます。
そして、実際に多くの教室を体験した私が「これは絶対に見ておいた方がいい!」と痛感した、教室選びの最終チェックポイントもお伝えしますね。
こんな子・こんな状況なら「オンライン」がおすすめ!具体例を紹介
オンライン教室の最大の強みは、やはり「場所と時間の自由度の高さ」、「自分のペースで学べる」という点です。
これを踏まえて、オンラインが合いやすいケースを具体的に見ていきましょう。
オンラインがおすすめのケース | 具体的な理由・ポイント |
---|---|
送迎が難しい・他の習い事もあって忙しい | 教室への移動時間ゼロ 他の習い事と両立しやすい 保護者の負担軽減 |
近くに良い教室が見つからない | 住んでいる場所に関係なく選択可能 全国、場合によっては海外の質の高い授業も候補に 地域に教室がない」と諦める必要なし |
自分のペースでじっくり取り組みたい子 | 一人ひとりの進捗に合わせて学べる 得意なところは先に、苦手なところは繰り返し学習 「みんなと一緒だと焦る」子には安心 |
マインクラフトや専門的なツールに興味がある | コースのバリエーションが豊富 対面では扱いにくいマニアックな分野や最新技術も 子どもの「やりたい!」を伸ばせる |
費用を抑えたいが、しっかり学ばせたい | 一般的に月謝が手頃な傾向 初期費用・教材費も含めトータルコストで比較検討 費用を抑えつつ質の高い学びを得たいならおすすめ |
わが家の場合、最初は「送迎が楽だから」という理由でオンラインを検討し始めました。
でも、体験してみると、録画授業で何度も見返せる点や、チャットで気軽に質問できる雰囲気が、意外と子どもに合っているなと感じました。
こんな子・こんな状況なら「対面」がおすすめ!具体例を紹介
対面教室の良さは、なんといっても「先生や仲間と直接関われる安心感」と「リアルな体験を通して学べる」という点です。
どんな場合に、対面教室がより力を発揮するのか、見ていきましょう。
対面がおすすめのケース | 具体的な理由・ポイント |
---|---|
先生にその場ですぐ質問したい・丁寧に教えてほしい | 「わからない!」をすぐに先生の顔を見て質問できる安心感 子どもの表情や手元を見ながら、きめ細かくアドバイス プログラミングが初めてで手取り足取り教えてほしい場合に心強い |
仲間と一緒にワイワイ学ぶのが好き・競争したり協力したりするのが得意な子 | 教室に行けば同じ目標を持つ仲間がいる お互いの作品を見せ合ったり、グループで課題に取り組んだり 自然とコミュニケーション能力も磨かれる 「一人よりみんなと一緒の方が頑張れる」タイプの子に最適 |
ロボットや電子工作など、実際に手で触ってものづくりをするのが好き | ロボットの組み立てやセンサー・モーターを扱うような「リアルなものづくり」体験は対面教室の得意分野 自分の作ったものが目の前で動く感動は格別 五感を使って学ぶことでより深い理解に |
自宅だと集中できない・集中できる場所がほしい | 「教室に行く」という行為自体が学習へのスイッチを切り替えるきっかけに 周りも集中しているので自然と「自分も頑張ろう!」という気持ちに 自宅では集中できない子には大きな助け |
パソコンやタブレットの準備、インターネット接続設定などが不安 | 基本的に学習に必要な機材は教室側で用意 保護者が新たに何かを準備したり、難しい設定をしたりする必要がないのは安心 |
別の保護者の方からは、「オンラインだと質問のタイミングが難しくて…。対面にして、先生に直接聞けるようになったら、子どもの理解度がぐっと上がった気がする」という話を聞きました。
やはり、直接的なコミュニケーションの取りやすさは大きな違いのようです。
本当に力がつくのはどっち?学習効果について考える時のポイント
「結局、オンラインと対面、どっちの方がプログラミングの力がつくの?」と思うかも多いと思います。
正直にお伝えすると、「どちらの学習スタイルだから力がつく・つかない」と一概には言えません。
なぜなら、プログラミング学習で大切なのは、
- 子ども自身が「楽しい!」と感じて、主体的に取り組めること
- つまずいた時に、諦めずに「どうすればいいんだろう?」と考えること
- 小さな「できた!」を積み重ねて、自信をつけていくこと
だからです。
オンラインでも、質の高い教材と手厚いサポートがあれば、十分に力はつきます。画面共有やチャット機能を駆使して、対面と変わらないくらい丁寧に指導してくれる先生もたくさんいます。
対面でも、ただ先生の話を聞いているだけでは、なかなか力は身につきません。実際に手を動かし、仲間と協力し、試行錯誤する中でこそ、本当の学びがあるのです。



学習効果を左右するのは、形式よりも「教室の中身」ですね!
プログラミング的な力をつけるには、
- カリキュラム:子どもの興味やレベルに合っているか?
- 講師・雰囲気:質問しやすいか?質は高いか?
- 楽しむ工夫:子どもが「楽しい!」と感じられるか?
- 考える力:つまずいた時、自分で考える力を促してくれるか?
など、子どもが意欲的に楽しく続けられるかがポイント!
どちらのスタイルを選ぶにしても、これらの点をしっかり見極めることが、学習効果を高めるための最も重要なポイントだと言えるでしょう。
【体験談】10教室以上見てわかった!オンライン・対面それぞれで絶対チェックしたいこと
たくさんの教室を実際に見て、体験して、「これは絶対に確認しておいた方がいい!」と痛感したことを、オンラインと対面、それぞれに分けてお伝えします。



無料体験などに参加する際に、ぜひ参考にしてください。
オンライン教室で特にチェックしたいこと
チェック項目 | オンライン教室で特にチェックしたいこと |
---|---|
通信環境 | 安定性、映像・音声のクリアさ(自宅回線で確認) |
先生とのやり取り | コミュニケーションの取りやすさ、質問への反応 |
教材の使いやすさ | 操作の直感性、文字の大きさや色使い |
他の生徒との関わり | グループワークの有無、交流の機会 |
トラブル時のサポート | 接続不良や操作不明時の対応 |
対面教室で特にチェックしたいこと
チェック項目 | 対面教室で特にチェックしたいこと |
---|---|
教室の雰囲気 | リラックスして学べそうか(先生や他の生徒の様子) |
先生の対応 | 子どもの目線か、質問に丁寧か |
先生の数 | 生徒数に対して適切か(個別対応の余裕) |
使用機材 | パソコンのスペック、教材の種類(古さ、興味) |
振替・欠席時の対応 | ルール、柔軟性 |
これらのポイントは、あくまで私個人の経験から「特に大事!」と感じたものです。



最終的には、「子ども自身が『ここなら楽しく続けられそう!』と感じるかどうか」が一番の決め手になるかもしれませんね。
まとめ|最適なのはどっち?親子で納得の教室選びを!
この記事では、「小学生のプログラミング教室、オンラインと対面どっちがいいの?」という疑問から始まり、それぞれのメリット・デメリット、学習効果、そして体験談を交えた選び方のポイントまで、詳しくお伝えしてきました。
- オンラインと対面、それぞれの基本的な違いと特徴を比較。
- オンライン教室のメリット(場所と時間の自由、豊富なコース、費用の手頃さ)と気になる点(集中力、コミュニケーション)。
- 対面教室のメリット(直接指導の安心感、仲間との学び、リアルな体験)と気になる点(送迎、費用、柔軟性)。
- どんな子にどちらのスタイルが合いやすいか、具体的なケースを紹介。
- 学習効果は形式よりも「教室の中身」が重要であることを解説。
- 体験談に基づいた、オンライン・対面それぞれで絶対にチェックしたいポイントを整理。
プログラミング学習は、これからの時代を生きる子どもたちにとって、大きな力となる可能性を秘めています。論理的に考える力プログラミング学習は、これからの時代を生きる子どもたちにとって、論理的思考力や創造力を育む素晴らしい機会です。オンラインにも対面にも、それぞれ良さがあり、どちらが絶対的に優れているということはありません。
「うちの子にはどっちが合うんだろう…」「ちゃんと続けられるかしら…」と迷う気持ちは、とてもよく分かります。大切なのは、お子様の性格や興味、そしてご家庭の生活スタイルをよく考え、無理なく楽しく続けられる方法を選ぶことです。
この記事でご紹介した情報が、少しでも皆さんの教室選びのヒントになれば幸いです。

