- 小学校でプログラミングが必修になったけど、いきなりお金をかけてスクールに通わせるのはちょっと…
- 無料で始められる教材って言っても、何から手をつければいいのか分からない…
- うちの子、飽きずに続けられるかしら…?
そんなふうに悩んでいませんか?
小学生の子どもがいる私も、プログラミングなんて全然知らなくて、最初はすごく心配でした。
「まずはタダでできるものはないかな?」って探してみたけど、いっぱいありすぎて、「どれがわが子に合っているのかな?」「私でも教えられるかな?」って、なかなか始められなかったんです。
だから、私が実際に子どもと一緒に、たくさんの無料プログラミング教材を使ってみて、「これなら親子で楽しく続けられる!」「遊びながら賢くなれそう!」って本当に思ったものを、選びぬいて紹介しますね。
この記事では、ただ「無料」なだけじゃなくて、
- 子どもが時間を忘れるくらい楽しいこと、
- パソコンが苦手なお母さんでも大丈夫なこと、
- 遊びながら自然と頭が良くなること、
この3つのポイントから、実際に使ってみて「これなら絶対おすすめ!」って思った無料教材だけを、私が感じたことや子どもの様子も入れながら、詳しくお話しします。
ぜひ、この記事を読んで、おうちでプログラミングを始める時の参考にしてください。

きっと、「これならわが子もできるかも!」って思える、ステキな教材が見つかりますよ!
小学校でプログラミング必修化!今こそ無料教材で家庭学習を始めるメリット


小学校でプログラミング教育が始まり、家庭で何から始めれば良いか、気になる方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、プログラミング教育がお子さんにどんな良い影響を与え、無料教材を使って家庭でどのように楽しく学習を始められるかを具体的にお伝えします。
プログラミング教育で何が変わる?家庭で無理なく準備するヒント
プログラミング教育の目的は、子どもたちがこれからのデジタル社会で必要となる「考える力」を養うことです。
具体的には、物事を順序立てて考えたり(論理的思考)、問題を見つけて解決したりする力が育まれます。
これは、プログラミングだけでなく、算数や国語など他の教科の学習や、日常生活にも役立つ大切な力です。



家庭での準備は、「親子で一緒に楽しむこと」が一番のポイント。いきなり高価な教材や専門書は必要ありません。
まずは無料の教材を使い、「これはどう動くのかな?」と親子で一緒に試行錯誤する時間を持つことが、自然な学びのスタートになります。保護者の方がプログラミングに詳しくなくても全く問題ありません。
プログラミング学習の第一歩は、「やらなきゃ…」というプレッシャーではなく、「なんだか面白そうだから、ちょっとやってみようかな?」というワクワクした気持ちから始めること。



まずは、無料の教材で気軽に試してみてはいかがでしょうか。
無料でもここまでできる!プログラミング学習で育まれる3つの力
無料のプログラミング教材でも、子どもたちは遊び感覚で、将来社会で役立つ
- 考える力
- 創り出す力
- やり遂げる力
という3つの重要な能力を自然と身につけていくことができます。
プログラミングは、目標を達成するために、指示を一つひとつ正確に組み立てていく作業です。実際に、プログラミングを体験した多くの子どもたちが、その楽しさや達成感を感じているという調査結果もあります。
北海道・信越・関東地区を対象にしたプロジェクト では、この講座において94%の児童が「プログラミングすることも講座も楽しかった」、4%の児童が「プログラミングは楽しかったが講座は楽しくなかった」と回答しています。
(引用:プログラミング学習は「楽しい!」楽しさの活かし方とは|LITALICOワンダー)
無料教材で育つ!将来に役立つ3つの大切な力
育つ力 | プログラミングで体験すること | 日常生活での例え |
---|---|---|
1. 順序良く考える力 | 動きの組み合わせを考え、 正しい順番で指示を出す。 | 料理のレシピ通りに 手順良く作ると美味しい! |
2. アイデアを形にする力 | 「こうしたい!」というひらめきを 自分の手でプログラムとして実現する。 | まっ白な紙に 自由に絵を描くのと同じ! |
3. くふうしてやり遂げる力 | うまくいかない時、 原因を探り、色々試して 問題を解決する。 | 自転車の練習で転んでも 工夫して乗れるようになる! |
このように、無料教材は、子どもたちが楽しみながら未来を切り拓く力を効果的に育むための、すばらしいツールです。
「できた!」という小さな成功体験を親子でたくさん共有することが、子どもの大きな自信と、「もっとやってみたい!」というさらなる学習意欲につながりますよ。
【厳選】小学生向け無料プログラミング教材!おすすめ8選を徹底比較


プログラミングを始めたいけど「何を選べば安心?」「無料でも大丈夫?」と迷いますよね。
そこで、費用ゼロでしっかり学べる8つの教材を、
- 基礎固めに最適なビジュアル言語
- パズル感覚で思考力を伸ばすゲーム教材
- スマホ・タブレットで手軽に使えるアプリ
の3タイプに分けて厳選しました。



「これなら続きそう!」と思える一つが必ず見つかります。
ビジュアルプログラミング入門|Scratch・Viscuit・Code.org
遊び感覚で「こうしたらこうなるんだ!」というプログラミングの面白さに触れられる定番教材を3つ紹介します。目で見て分かりやすい操作で「できた!」をすぐに感じられるから、初めてのプログラムでも安心して取り組めますよ!
教材名 | 特徴 | 対象年齢の目安 | こんな子におすすめ! |
---|---|---|---|
Scratch(スクラッチ) | ブロックをつなげてゲームやアニメを作る、世界中で人気の教材 | 7歳~ | じっくり考えて、自分のアイデアを形にしたい子。世界中の作品も見られる! |
Viscuit(ビスケット) | 自分で描いた絵が動き出す!お絵描き好きの子に特に◎ | 4歳~ | 絵を描いたり、物語を作ったりするのが好きな子。スマホやタブレットでもOK。 |
Code.org(アワーオブコード) | 人気キャラクターとパズル感覚で1時間からお試しできる | 幼児~ | ゲームが好きで、短い時間で「やった!」を味わいたい子。コースもいっぱい! |
おすすめのScratchやViscuitの参考書を、こちらの記事でも紹介しているので、ぜひチェックしてください。


Scratch(スクラッチ)|自分のひらめきが、ゲームやアニメに大変身!
「スクラッチ」は、カラフルなブロックをパズルのようにカチッとはめるだけで、キャラクターを自由に動かしたり、音を鳴らしたり、本格的なゲームやアニメーションまで作れちゃう、世界中で大人気の教材です。
最初は、親子で一緒に「キャラクターを10歩歩かせてみようか」「背景の色を変えてみよう!」なんて、簡単なことから試してみるのがおすすめ。慣れてくると、子どもが自分でどんどん新しい動きや物語を考え出して、時間を忘れて夢中になるかもしれませんよ。
Viscuit(ビスケット)|描いた絵が動き出す!小さくても直感的に遊べる!
「ビスケット」は、自分で描いた絵が、そのままプログラムの大事な部品になって動き出すっていう、とってもユニークな教材です。操作もすごくシンプルで、「メガネ」っていう道具の中に、動かしたい絵と、動いた後の絵を入れるだけで、自分の描いたキャラクターが画面の中を生き生きと動き回ります。
パソコンやタブレットの画面に、指でお絵描きするような感覚でプログラミングできるから、まだキーボードを打つのが難しい小さな子や、お絵描きが大好きな子に特に向いています。親子で一緒にへんてこな生き物を描いて、追いかけっこするプログラムを作ってみるのも、きっと楽しいはず。
Code.org(アワーオブコード)|大好きなキャラクターと一緒に冒険しながら学ぼう!
「Code.org」は、「マインクラフト」や「アナと雪の女王」といった、子どもたちに大人気のキャラクターたちと一緒に、冒険を進めながらプログラミングの基本を体験できる教材です。
「キャラクターをゴールまで連れて行くには、どのブロックをどう組み合わせたらいいかな?」って、まるでパズルゲームを解くような感覚で、楽しみながら順序立てて考える力が身につきます。1つのコースがだいたい1時間くらいで終わるように作られているものも多いから、「うちの子、飽きっぽいかも…」という場合でも、気軽にチャレンジしやすいのが嬉しいところ。
クリアするたびに「やったー!」っていう達成感が味わえるから、自然と「次もやってみたい!」って気持ちになりますよ。
ゲームで思考力UP|プログル・GLICODE・MakeCode
ここでは、ゲームみたいに夢中になりながら、いつの間にか「考える力」や「工夫する力」が育つ教材を集めました。
教材名 | 特徴 | 対象年齢の目安 | こんな子におすすめ! |
---|---|---|---|
プログル | 算数や理科とつながるパズル課題で、学校の勉強も楽しくなるかも! | 小学校高学年 | パズルを解くのが好きな子、学校の勉強と結びつけて学びたい子。 |
GLICODE(グリコード) | お菓子のポッキーを並べてプログラム!手と頭を使う新しい体験ができる | 小学校低学年 | 手先を使うことや、お菓子に触れる体験が好きな子。パソコンがなくても大丈夫! |
MakeCode(メイクコード) | 小さなコンピューター「マイクロビット」を画面上で動かせる、実験みたいな面白さ! | 小学校低学年~ | 実験や工作が好きで、作ったものがすぐに動くのを見たい子。 |
プログル|学校の勉強にもつながる!パズルを解いて、ひらめき力アップ!
「プログル」は、小学校の学習指導要領にも沿っていて、算数や理科で習うテーマとプログラミングを結びつけて学べるのが大きなポイント。
たとえば、「正多角形をかくにはどうしたらいい?」みたいな算数の問題を、プログラミングを使って解決していきます。「どうすれば、この形がかけるかな?」って、パズルを解くように色々試す中で、自然と順序立てて考える力が鍛えられます。
学校の勉強の復習にもなるから、一石二鳥感がありますね。ステージをクリアしていく達成感もあって、子どもが自分から「次もやりたい!」って進んで取り組みやすい教材です。
GLICODE(グリコード)|ポッキーがプログラミング教材に大変身!親子でワイワイ楽しもう!
「グリコード」は、なんと、みんなが知っているお菓子の「ポッキー」を使ってプログラミングを体験できる、とってもユニークな教材なんです。ポッキーをルール通りに並べて、それをスマホやタブレットのカメラで読み取ると、画面の中のキャラクターがその通りに動きます。
「前に進む」「右に曲がる」っていう指示を、ポッキーの並べ方で伝えるんですね。パソコンを使わない「アンプラグド」っていう学習方法だから、デジタル機器にあまり慣れていない子でも、手と頭を使いながらゲーム感覚で楽しめます。
親子でお菓子を準備するところから、実験みたいでワイワイ盛り上がること間違いなし!
MakeCode(メイクコード)|小さなコンピューターを動かしてみよう!未来のエンジニア気分!
「メイクコード」は、マイクロソフトが提供しているプログラミング学習ツールで、「マイクロビット」っていう小さなコンピューターを動かすプログラムを作ることができます。画面の中にマイクロビットのシミュレーター(本物そっくりに動く見本)があるから、まずはそれを使って、LEDをピカピカ光らせたり、音を出したりするプログラムを体験できます。
ブロックを組み合わせるだけでカンタンにプログラムが作れて、作ったものがすぐに画面上で動くのを確認できるから、「こうしたらどうなるかな?」っていう実験がとっても楽しい!
慣れてきたら、実際にマイクロビット本体を手に入れて、工作と組み合わせたオリジナルの作品作りに挑戦するのも、きっと面白いですよ。
スマホで学ぶ|プログラミングゼミ・Springin’
「パソコンの操作はまだちょっと難しいかも…」「まずはスマホやタブレットで気軽に試してみたい」という場合には、アプリタイプの教材がおすすめです。
場所を選ばずに、ちょっとしたスキマ時間にもサッと取り組めるのが良いところですね。
教材名 | 特徴 | 対象年齢の目安 | こんな子におすすめ! |
---|---|---|---|
プログラミングゼミ | かわいいキャラとパズルやゲーム作り!DeNAが作っているから安心のアプリ | 小学校1年生~ | かわいいキャラクターや、自分で作品を作るのが好きな子。親子で一緒に遊べる! |
Springin’(スプリンギン) | 文字を使わずに絵や音でゲームが作れる!自由な発想がどんどん広がるアプリ | 5歳~ | お絵描きや工作が好きで、直感的にものづくりをしたい子。操作もカンタン! |
プログラミングゼミ|かわいいキャラクターと一緒だから、楽しくゲーム作りデビュー!
「プログラミングゼミ」は、ゲームでおなじみのDeNAが作っている、小学生向けのプログラミング学習アプリです。
かわいいキャラクターたちが、プログラミングの基本的な考え方を、パズルやミニゲームを通して、とっても分かりやすく教えてくれます。自分で描いた絵や撮った写真を使って、オリジナルのキャラクターやゲームを作ることができるのも、子どもにとっては大きな魅力の一つ。
操作もカンタンで、子どもが一人でもどんどん進めやすいように工夫されています。スマホやタブレットがあれば、いつでもどこでも取り組めるから、お出かけ先やちょっとした待ち時間も、楽しい学びに早変わりしますね。
Springin’(スプリンギン)|コードは不要!絵と音で、キミだけの作品を生み出そう!
「スプリンギン」は、プログラミングの難しいコードを一切使わずに、画面上の絵や音といったアイテムを指でポンポンと組み合わせるだけで、自分だけのオリジナルゲームや動く絵本などが作れてしまう、とってもクリエイティブなアプリです。
「このアイテムをここに置いたらどうなるかな?」「この音とこの絵を組み合わせたら面白そう!」って、まるでデジタル版の積み木やお絵描きみたいに、直感的に操作できます。
文字入力も必要ないから、まだ字を読むのが得意でない子でも安心して使えますし、作った作品を他の人に公開したり、他の人が作った作品で遊んだりできるのも、やる気アップにつながりますよ。
親子で楽しく続ける!無料プログラミング教材を最大限に活かすコツと注意点


プログラミング学習を長く続けるには、教材選びから関わり方、注意点まで押さえておくことが大切。ここでは、親子で飽きずに進めるためのコツと落とし穴をまとめます。
子どもの「やってみたい!」を引き出す教材選びの3つのポイント
教材選びのポイントは3つです。
- 学習時間の長さ
- 興味に合わせたテーマ
- 成長度合いに応じたステップ
学習は、10~20分くらいで「できた!」と一区切りできる教材がおすすめです。短い時間でも達成感を感じられると、自然と「また次もやってみたい!」という気持ちがわいてきます。
また、ゲームやアニメ、お絵描きなど、わが子の「好き!」に合ったテーマがあるかどうかも大切。やっぱり好きなことなら集中力が続きやすく、楽しく取り組めますよね。
さらに、初級から中級へと段階的にレベルアップできる教材を選ぶと、無理なく成長を実感しながら続けられます。 自分のペースで進められることが、継続のポイントですね。
プログラミング未経験でも大丈夫!保護者の効果的なサポート方法
はじめてのプログラムにおいて、保護者のかかわり方も大切ですよね。親のサポートで大切なことを3つにまとめました。
サポート内容 | ポイント |
---|---|
一緒に目標を立てる | 「今日はここまで完成させようね」とゴール設定 |
小さな成功を褒める | 「すごいね!」と具体的に伝えて、自信を育む |
ヒントを与える | 答えを教えずに、「どこが違うかな?」と気づきを促す |
プログラミング学習を親子で楽しむために、操作方法や用語で困ったら一緒に調べて、疲れたら無理せず休憩。一番大切なのは、親も子も「楽しい!」と思える時間を共有することです。
無料教材のその先は?子どもの興味と成長に合わせたステップアップ


無料教材で基礎を学んだら、次のステージを検討しましょう。子どものやる気が本物かどうかを見極めるサインと、さらに深めたいときの選択肢を紹介します。
子どもの反応をチェック!「もっと学びたい」サインを見逃さないで
- 自ら時間を延長して取り組む
- 完成した作品を家族や友達に見せたがる
- 新しい機能やアイデアに自分から挑戦する
- 「どうしてこうなるの?」と仕組みを知りたがる
これらの様子が子どもに出てきたら、次のステップに進むときかも!



プログラミング教室なども検討してもいいかもですね!
さらにステップアップ!有料教材やプログラミング教室も検討の視野に
無料教材で興味と基礎力を育んだら、より本格的な学びを求めるのも手です。以下のような選択肢があります。
選択肢 | メリット | 注意点 |
---|---|---|
オンライン有料講座 | 動画+課題で系統立てて学べる。好きな時間に受講可能。 | 月額制が多く、継続コストを把握する必要あり。 |
通学型プログラミング教室 | 講師が対面指導。仲間と一緒に学ぶことでモチベーション維持。 | 交通時間や通塾費用がかかる。 |
プログラミングの書籍 | 体系的な知識を身につけやすい。自分のペースでじっくり学べる。ネット環境がなくても学習できる。 | 書籍代がかかる。実践にはパソコンなどの環境も必要。内容によっては初心者には難しい場合も。 |
まずは体験会や無料トライアルを利用して、料金と学習効果のバランスを見定めましょう。
おすすめのプログラミング教室は、以下の記事にまとめています。すべて実際に体験したうえで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。


【Q&A】小学生の無料プログラミング教材に関するよくある質問


まとめ|安い&コスパが高い子供向けプログラミング教室を見つけよう!
この記事では、無料で使えるプログラミング教材を8つ、3つのタイプに分けて紹介しました。親子で取り組みやすい工夫や、学習を継続するコツ、次のステップへの目安もお伝えしています。
- 基本から体験 Scratch・Viscuit・Code.orgで、「できた!」を積み重ねる
- 遊びながら思考力アップ プログル・GLICODE・MakeCodeで、パズル感覚の課題に挑戦
- スキマ時間に活用 プログラミングゼミ・Springin’で、スマホやタブレットからサッと学習
- 続けるコツ 短時間クリアの教材選び、小さな成功の共有、適度な休憩で学習を習慣化
- 次のステップ 子どもの意欲が高まったら、オンライン講座や教室の体験も検討
プログラミングは専門知識がなくても、まずは「やってみたい!」という気持ちを大切に。無料教材を活用して、親子で新しい発見を楽しんでください。学びの一歩が、子どもの未来につながります。